2017年5月11日木曜日

超必読 5月14日(日) 18:00~23:00 【Untogether Closing Party】 at OTOGI

こんばんわ。

OTOGIの川崎です。

かなり久々になってしまいましたが、変わらずのんびりと営業させて貰ってますよ。

怒濤のGWも終わり、本日の福岡は大快晴の気温30℃。笑

もはや夏じゃねーかと。笑

バイク乗りにはたまらん時期に突入ですね~



そんな中、今週末で現在開催中の【Untogether】も終了となる中、急ではありますが、最後の最後にクロージングパーティという形で締めくくらせてもらおうかと思いまして。。


以下、今回の主役、黒石さんよりお言葉頂きましたので、どうぞお読みになってくださいませ。


 
5月14日(日) 18:00~23:00 【Untogether  Closing Party】 at OTOGI
 
 
 

例えば、100人の人が私の撮った写真を観てくれるとして、その100人全員に好きになってもらい
 
いとか理解して欲しいとか、そんな風には思わない。沢山の人に気に入ってもらえればもちろ
 
ん嬉しいけれど、その中の1人でも構わないから、写真の前で足を止めて、近くで観たり遠くで観
 
たり、言葉を並べたり沈黙したり、理由はわからなくても「またこの作品を観たい」と切実に思う写
 
真との出逢い方をしてくれたら、それがきっといちばん嬉しい。
 
 

 
OTOGIは、みんなの日常の中にちゃんと根付いていて、でもそれでいて、日常からそっと逸脱さ
 
てくれるような、緩い空間を差し出してくれるそんな場所だと思う。例えば、100人のお客さんが
 
来てくれたとして、その全員がOTOGIを好きになってくれるかどうかはそれほど重要ではなくて、
 
その中の数人が、無数にあるお店の中からまた行きたいなと思ってOTOGIに足を運び、気付け
 
ばその数人がどんどん増えて、毎日のように常連のお客さんたちが出入りする。いつの間にか
 
偶然そこに居合わせた人たちが知らず知らずのうちに仲良くなって時間を共有していくような、
 
親密な出逢いの場の一つとして、地域の人達に愛されるお店。OTOGIには、此処にしかない
 
空気の密度がちゃんとある。
 
 

 
川崎さんの淹れてくれる美味しい珈琲を飲みながら、そんなことをぼんやりと考えていたら、気付
 
ばもう5月半ばで、あと数日で「Untogether」の展示期間が終わってしまうのは、やっぱりちょっ
 
とどこか寂しい。OTOGIで出逢った沢山の素敵な人たちに、お店に行けばいつでもまた再会出
 
来るような気もするけれど、展示していた写真たちを、ひとつひとつ外すその時が、OTOGIと私
 
とのお別れの時なんだろうなと思う。出逢った大切な人と別れるときに胸に抱くあのいくばくかの
 
感傷が、もう既に身体の中に込み上げて来ているけれど、次の新しい出逢いを慈しむためのお
 
別れであるならば、こんなに温かくて幸せな寂しさはない。
 
 

 
野元さんとも川崎さんとも初対面で、お互いのことなんて何一つ知らないまま、何の関係性も築
 
ていないところから始まったOTOGIでの個展の打ち合わせ。印刷した写真さえ手元にない
 
状態にも関わらず、無謀すぎる展示日程を私が全部飲み込めたのはおそらく、このOTOGIの
 
空間と「Untogether」が、私の意志とは関係のない場所で響き合った一瞬を感じてしまったからだと思う。
 
 
 
 
初めてOTOGIを訪ねたそのとき、お店の中には誰もいなくて、写真を展示するならここかなと、
 
機質なコンクリートにそっと触れたときに感じた生ぬるい温度。眼を閉じて、時間をかけて
 
ゆっくりと丁寧に撫でたあと、指先にそっとまとわりつくように微かに残った粉っぽさ。親密さと
 
差異とを同時に持ち合わせた、この気怠いような懐かしさを伴う感覚は、「Untogether」が私の眼
 
に映し続けてきた世界と同じだという直感。個展が終わりに近づく今だから言えるけど、打ち合わ
 
せ前にもうほんとは何もかも総て決まっていたし、この出逢いでさえも見かけ上の偶然でしかな
 
いのだから、そう思って過去を振り返れば、いまに至るすべての出来事はとてつもなく愛おしい。
 
 
 

 
「僕、何も考えていないんで。いつも適当な感じでやってます。」と川崎さんは言うけれど、本当は
 
れは少しの嘘で、お客さんのこともお店のことも、誰よりもちゃんと考えている。コンクリートの
 
壁に穴まで開けて写真を展示させてくれたこと、そしてその写真をきっかけにして、お店で出逢わ
 
せていただいた沢山の人たち。どこかでこの情報を知って、わざわざ訪ねてくれた地元の友人。
 
OTOGIという空間の中で、「Untogether」がひっそりと放っていた静かな息遣い。眼の前に
 
在ったぜんぶのいまを、この先もずっとちゃんと私の眼は憶えています。

「Untogether」at OTOGI 、そろそろお別れの時間です。


またいつか別の形で、次の出逢いとして、新しく巡り会える日を楽しみにしています。
出逢って下さった総ての皆様に、感謝を込めて。


2017.5.11
黒石千歳 Chitose Kuroishi
 
 
 
 
 
 
想像もしていなかった、僕の涙腺大崩壊レベルの文章を頂き、頭がおかしくなりそうです。。。
 
 
 
 
ここからは、温度差が凄まじいですが、僕レベルの文章で展開していきますよ。笑
 
内容的には、18:00~23:00の間、来店された方々と、今回の写真家 黒石千歳さんと、なんかみんなでお酒飲んだり食べたりして、展示のフィナーレを飾りましょうという分かり易い内容です。笑
 
一応、軽いフードもご用意してますので、参加の皆さんにはワンドリンク付¥1.000でインフォメーションしてます。
 
 
目玉企画も2つセットしてますよ。
 
 
まず1発目は、画駱駝柑子によるライブペイント。
 

 
 
彼には、多分15時頃からゆ~ったり描いて貰う予定です。
 
今回は、どんなコスプレで、どんな奇作を仕上げてくれるのか、兎に角只管楽しみです。笑
 
 
 
そして2発目、JAZZトリオによるアンプラグド生ライブ。
 
 
 
 
ひょんな事から知り合った方々なんですが、演奏の腕前も超ド級との事で。
 
もう日にちも迫ってますが、また細かくインフォメーションしていきます。
 
 
こんな盛りだくさんの内容になってるので、今週の日曜日、ゆるりとOTOGIの門をくぐってくださいませ~
 
 
 
ではでは、宜しくお願いします~
 
OTOGI 川崎
 
 

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