2016年8月9日火曜日

僕の意識と珈琲のお話⑥

こんにちは。

OTOGIの川崎です。

さて、いよいよ修行編。

冒頭から

「僕は、10年前にエスプレッソトラウマを抱えていましたが、意識が変わった事により、それだけでエスプレッソを克服できました!!」

なんて、安っぽい広告みたいな事が言えたら、なんともまあキレイな話になるんでしょうけど。

人間って、そんなに簡単じゃありませんからね笑




話を戻しまして、エスプレッソを特訓するにあたり、まずは、「味を知る」 という、最も序盤にして、
最も難関な課題が僕に襲い掛かります。

師匠 榎原の淹れたエスプレッソが、僕の目の前に。

「これ、飲んでみ。」

と。

多分、榎原的には自慢のエスプレッソだし、僕も修行させてもらってる身分だし。

向上心だけはアピールしていた弟子のぼくから、なかなかのリアクションを期待していたんだろうなと思います。

「お~!これがエスプレッソか!美味いじゃん!この味を目指すよ、師匠!!」

みたいな。


月9ドラマならそうなるかもしれませんが、現実世界は厳しいもので。


「何ですか?これ。」


10年前、小洒落た天神カフェのスタッフに放った一言を、再度放ってしましそうでした笑

僕なりに、榎原と共に特訓を積み重ねてきた今があるからこそ誤解を恐れずに言いますが。

まあ正直、その時は全くもって美味しいとは思わなかったですよね笑

けど、10年前と大きく違っていたのは、やっぱり意識の部分で。

ただの飲み物としか思っていなかった珈琲を、お金を貰って提供する立場にならなきゃって意識と、味を理解しようとしてた意識とか。

正直、半分は義務感もありましたが、10年前とはそこに対する意識の部分が確実に違っていたのも事実です。

そもそも、エスプレッソとは何なのか。何故この味が抽出されるのか。

からのスタートではあったので、美味しい、美味しくないを判別するどころの騒ぎでは無い所からのスタートでしたね。

だって、エスプレッソなら、何飲んだって美味しくないと感じる僕の舌でしたから笑

そこからどんどん舌開拓の日々が続くわけです。


週刊少年ジャンプの漫画の如く、全く話は進んでいませんが、今日はこの辺で。

ではまた~

川崎


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